前号の続きです。胴元がプレーに手を出して失敗したのが、リーマン破綻ではないのかと書きました。
あの堀江モンがフジテレビを乗っ取ろうと引き起こしたライブドア騒動のとき、800億の資金を提供した、ようするに金を貸したのがリーマンです。ライブドアは破綻しましたが、その間にリーマンは100億売り抜いてあぶく銭をそれこそ濡れ手に泡で稼いだそうです。まあ、賭場に巣食っているリーマンにしてみれば、赤子の手をひねるよりも簡単なことだったでしょう。
わたしたちは、真っ当にモノを考えます。相手が詐欺師だとは思いません。でも金融資本主義のプレーヤーはリーマンやヘッジファンドのような詐欺師だともうそろそろ気がついたほうがいいのではないでしょうか?
世界を動かしている金融資本主義とはカジノの原理で動いているカジノ資本主義だということです。カジノや賭場では最初は儲けさせてくれるとよく言われます。儲ける高揚感を覚えさせるために貸し付けるのだそうです。そして後でイカサマをやって身ぐるみはぐのです。
バブルやジャパンアズNO1と浮かれた日本人はその意味では騙し易い格好のターゲットだったでしょう。
郵政民営化がその好例にならないようにしなければなりません。2010年に「ゆうちょ銀行」と「かんぽ生命」が上場されたら、外国人投資家すなわちハゲタカファンドが群がるでしょう。そして、そして株を操作して日本人の資産を強奪するでしょう。
そのために、旧郵政公社の腐敗を明らかにする動きがでてきています。昨夜の「報道ステーション」に騙されてはいけません。確かに旧郵政公社の腐敗は許し難いものですが、これは、上場を巡るメディア・コントロールではないのでしょうか? 密かに潜在下で蠢いているのはもっとずーっと恐ろしいものなのです。
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