パレスチナに対するイスラエルによるガザへのおよそ1ヶ月弱にならんとする空爆で、女性や子どもが殺されているのは、ご存知でしょう。ここでは死傷者とか犠牲者とか呼びたくありません。これは虐殺だからです。死傷者や犠牲者では加害者が不明です。虐殺された人を呼ぶにふさわしい言葉をわたしたちは持っていません。
ヒロシマ・ナガサキ・トウキョウやヴェトナムなどに続く無差別虐殺です。
ちょうど東京大空襲の記録の写真集を見ていました。文庫化されています。焼夷弾による空爆で焼け殺された人々、無惨です。その後に続いた名古屋の空襲で降下した米軍搭乗員を略式裁判で処刑して罪に問われた岡田中将の裁判をもとにした『長い旅』も読んでいます。日本への空襲が無差別虐殺であったと訴えたものです。これは藤田まこと主演で『明日への伝言』という映画になりました。正月にテレビでやっていたので、ご覧になったかたもいるかも知れません。
空爆が日常化してから、一般の市民にジュネーブ協定など関係なくなりました。一説には、ガザでは白リン弾という焼き殺す(これも千数百度、五千度と諸説あってわかりません)弾薬も使われたようです。
すべてハマスがまいた種、責任はハマスにあるといわんばかりの解説を大手メディアは流していますが、あまりに一方的でハマスのロケット砲攻撃に対する防衛というイスラエルの言い訳は、説得力をもちません。しかけたのがハマスに名を借りたイスラエルというよくある手を使ったとも考えられます。なにしろロケット砲によるイスラエル人の死者は十数人、パレスチナ側の死者は千人を超えるというのですから。伝えられる事実を見ればその圧倒的な非対称はわかります。
そのうち、子どもたちが半分になろうというのです。これは、ナチスが行ったユダヤ人虐殺にひけをとらないユダヤ人によるパレスチナ人虐殺なのではないでしょうか? これを輪廻や民族的トラウマでかたづけていいのでしょうか?
怒りや憎悪を超えて悲しくなります。ただ祈るしかないのでしょうか? すべての空爆を今すぐ禁止してほしい。
2009/1/18
2009/1/11
以前「高血圧と紅麹」でこう書きました。
父からもらったものだから(遺伝だから)とあきらめかけていたこともありました。ちなみに、わたしの父も高血圧で脳溢血で亡くなっています。
正確に言うと、遺伝したのはそれだけではありません。父は亡くなる前に糖尿病を患っていたのです。
ですから、父の遺伝形質を無視したことにたいする反省としてわたしも糖尿病には気をつけていました。
しょっちゅう、喉がかわかないか? 頻尿ではないか? ダルく疲れ易くないか? 食欲はおう盛なのにやせてこないか? からだがむくんでいないか? 足が氷のように冷たいのに、顔や背中が火照ったりしないか? 便秘や下痢ではないか? などです。幸い、糖尿の気は見当たりませんでした。
なにしろ、目の毛細血管が弱り、破けてしまうことにより、目が見えなくなったり、足の血管がつまり、ちょっとした怪我や細菌感染で壊疽を起し、切断を余儀無くされたり、心臓の血管に異常が生じれば、心筋梗塞。脳の血管であれば、脳硬塞という怖い病気です。
それが、紅麹を服用していると、血糖値が下がったというデータがあるというのです。 これは、悪玉コレステロール降下作用ほど作用機序がはっきりしてはいないらしいのですが、血流改善に効果があるらしいのです。
動脈硬化性疾患(心筋梗塞や脳梗塞など)の危険性を高める複合型リスク症候群を言うメタボリック・シンドロームの判定基準は腹囲85cm以上で、HDL(悪玉)コレステロール値40mg/dL未満、血圧高値(最高血圧130以上、または最低血圧85以上)、高血糖(空腹時血糖値110mg/dL) の3項目のうち2つ以上を有する場合です。
わたしも紅麹のおかげでメタボから脱却できたのです。まだ検査していませんが。まあ、腹囲はなんとかクリアしているので。