去る8月5日、朝日新聞朝刊に「バイオガス一般供給へ」と題する記事が載りました。下水処理場の汚泥や生ゴミなどを(嫌気性菌で)醗酵させて作るメタンガスを一定の規模以上のガス会社は2年以内に購入を義務づけられたのです。問題は既存の都市ガスと成分をそろえる精製設備や監視装置の設置だと言います。
水素ガス革命は日本でも始まっていました。
バイオガスを買い取って一般に供給しているのは金沢市と長岡市で、下水処理場とガス製造所の距離が問題になるといいます。
ということは、地産地消と同じく下水処理場もガス製造所も広域でなく一定量がまかなえる地域分散型がいいっていうことになります。
メタンガスが都市ガスと同じように使えるようになれば、あとはエネファームで電気分解の反対に水素と酸素と熱を取り出せばいいのです。その技術は確立しています。今は大型のエネファームも2年後にはマンションでも設置できるくらいになるという話もあります。
ところで、わが家の下水はどこで処理されているんでしょう? ガスはどこから来るんでしょう? 都市ガスだから天然ガスだろうけど、肝心のこと何も知らないことに気ずかされました。
わたしたちは、自分が流した汚物がどこに流れていってどこで処理されているのか? それすらも知らされずに暮らしているのです。何と幸せなことでしょう?
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