今もおりに触れて思い出す歌があります。「原爆許すまじ」です。
ふるさとの街やかれ
身よりの骨うめし焼土に
今は白い花咲く
ああ許すまじ原爆を
みたび許すまじ原爆を
われらの街に
一番は覚えているのですが、「身よりの骨うめし」のところは「みどりごの骨うめし」
だと思ってました。字余りですが。二番以下は今ネットで調べました。こうだそうです。
ふるさとの海荒れて 黒き雨喜びの日はなく 今は舟に人もなし
ああ許すまじ原爆を 三度許すまじ原爆を われらの海に
ふるさとの空重く 黒き雲今日も大地おおい 今は空に陽もささず
ああ許すまじ原爆を 三度許すまじ原爆を われらの空に
はらからのたえまなき 労働にきずきあぐ富と幸 今はすべてついえ去らん
ああ許すまじ原爆を 三度許すまじ原爆を 世界の上に
悲しい歌です。でも静かなこの歌に込められた鎮魂の思いは深く。どこで覚えたのか、とりわけ「今は白い花咲く」の一節がわたしの記憶にはっきりと残っています。あの藤山一郎が明るい声で歌った「長崎の鐘」とともに。歌の力を思い出させてくれる歌です。
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