あと1ヶ月もすれば、洞爺湖サミットです。何やら雲行きは険しそうですが、プレスセンターは蓄えた雪を利用した冷房とか嬉しい話もあります。
ところで集まったVIPはクルマはガソリン車なんでしょうかねえ。せめてTOYOTAのハイブリット車にしてほしい。電気自動車(EV)にはずみをつける意味でも。
本当は“Eliica(エリーカ)にしてもらいたい。Eliica(エリーカ)は慶応大学とエネサーブ、大和ハウス工業など、約30社が共同開発した超高級スポーツEV(電気自動車)で、正式にナンバープレートを取得しています。世界屈指のEV開発者、慶応大学環境情報学部・清水浩教授が、世に問うかつてないEVだそうです。詳しくは船瀬俊介氏が「安全・安心を守る消費スタイル」
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/d/
の第2回・第3回・第5回で書いています。
まあ、まだまだ超高額ですが、お金のことは言ってられません。8カ国首脳がEliicaに乗って現れる。これほど大きなメッセージはありません。洞爺湖町にはソーラーパネルやペレットボイラーやペレットストーブが公共施設はもとより、各地に設置されている。会場となるウインザーホテルには、充電端末が設置されている。もちろんソーラーパネルによる発電です。
そうそう、壁面緑化も忘れてはいけません。あのホテルが緑に覆われていたら、何と素晴らしいでしょう。屋上緑化については同じ船瀬氏のサイトの第4回と6回と7回にあります。
料理に使う野菜はもちろんオーガニックなんでしょうね。県別食糧自給率100%以上の北海道にはオーガニックの食材たくさんあるから、あながち夢とも思えません。どんな料理が出るのか楽しみです。
問題は火力発電所ですが、緑の都市にするアイデアは沢山あります。
光合成細菌やユーグレナなど二酸化炭素を固定する、ようするに吸収してくれる微生物が発見されています。ユーグレナは二酸化炭素を吸収し、様々な物質に変換する能力を持っている藻類のようです。その能力は例えば、一般的な火力発電所の場合、一日で4300トンの二酸化炭素を排出していると言われているのですが、このうち3000トンの二酸化炭素をユーグレナが吸収して、ビタミン・必須アミノ酸など人間が体外から摂取すべき栄養素をほぼすべて含有している食品になるというのです。食糧危機にも最適です。
どうやら、藻類も穀物にかわってバイオエタノールの材料にもなるようだし、光合成する藍藻類シアノバクテリアもあるし、注目ですね。
これは、ビジネスサテライトニュースでとりあげられたのでご存知の方もおられるかもしれません。
サイトはhttp://www.euglena.jp/business/service/co2.htmlです。
脱炭素社会の夢の洞爺湖サミットは日本がリードできるのです。
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