映画「アース」や「不都合な真実」を見た人も多いに違いありません。産業革命以来続いた地球温暖化CO2排出の限界が、地球上に様々な異変をもたらしています。そのうちでも気象異変はさいたるものでしょう。
わたしたちは日々の天気の移り変わりのうちで過ごしてきました。
何気なくです。これらは気候変動と呼ばれ、早春の梅、春の桜、初夏の青葉、夏の野草、秋の紅葉、冬の寒椿、豊かな四季のあじわいがわたしたちの文化を彩ってきました。
それがどうもおかしい、昨年の局地豪雨や竜巻などあきらかにおかしい。その原因が過剰に排出されるCO2によってもたらされたものだと気がついて、石油に頼らない新しいエネルギーの模索が始まりました。
水素エネルギーです。
もともと原油がない資源小国の日本に暮らすわたしたちにとって、これほどの朗報はありません。もう、ガソリンや灯油に頼らなくてもいいのですから。ガソリン代に一喜一憂した去年のガソリン高騰騒ぎが嘘のような時代がくるでしょう。
しかし、水素エネルギーの利用は一向に進んでいないように見えます。水素を取り出す技術は、廃棄するパン屑からサッポロが、生ゴミから鹿島が、ガスから新日本石油が、別海町では牛の糞からとほとんど出てきました。神戸では、水素ガス利用のバスが走っているそうです。アメリカ大統領のオバマは、水素ガス・ステーションを増やすという構想を持っているとも聞きました。
いよいよ化石燃料の石油に頼っていた時代にお別れです。水素エネルギーの時代の幕開けが始まっているのです。
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