書くことがなくて困っています。身の丈にあった身辺雑記を書こうと思うのですが、身辺雑記と言っても、今日何を食ったとか何を見たとか何を聞いたではつまんないだろうと思うから、ついついネタを探してしまうのです。
最低、週刊にしたいと思っていたのに、前回からもう1週間を過ぎました。日がな1日やることもなくどこに出かけるでもなくダラダラと暮らしています。何が辛いかといって、やることがないのが一番つらいのです。
老いただけなら、老人力を発揮して赤瀬川源平みたいに忘却力や路上観察力や楽観力やで意味深い笑いをとれるのだろうけど、こちらは何ぶんにも足が悪いので、出かけるわけにも行かない。勝負あったです。老いて障害をもった体はもう笑うに笑えない。
そんな日常で嬉しいのが、季節のうつりかわり。剪定されて丸坊主になった木々が青く芽吹いているのを見ると、ほんとうに感動します。まだ、芽吹いていない木々も空が明るいだけで、青く芽吹くのだろうと想像するだけで嬉しくなります。
早春賦という歌があります。
春は名のみの風の寒さや
谷の鶯歌は変われど
時にあ~らずと声もか~け~ず
時にあ~らずと声もか~け~ず
確かこんな歌詞でした。
名のみの風の寒さのなかに春を間違えた鶯になりたいような歌です。
コメント (0) »
この記事にはまだコメントがついていません。
コメント RSS トラックバック URI
コメントをどうぞ