久しぶりの清々しい朝でした。
リラの花冷え、えぞ梅雨が続く日々で、今年はどうしたんだろう、と妻と話していました。
いつもは陽が入らない西向きの部屋でも明るい朝が迎えられました。
妻が朝、窓を開けてくれます。涼しい空気が窓から入って来て布団の中は温かい。これが絶妙に気持ちがいいのです。しばし、惰眠を貪ります。
起きたくない気持ちに抗っておきます。
起き上がって、布団の上にあぐらをかいて前後の背骨ゆらしをします。背骨ゆらしに丹田呼吸法をあわせるのです。
肛門から吸気を吸って背骨に沿って吸気を登らせます。イメージです。その吸気を今度は腹側に沿って下ろします。呼気を吐ききって背骨をぴったり倒します。気功では小周天をまわすというようです。
呼気を吐ききると苦しかったときのことが思い出されます。あのときは、ほんとうに苦しくて掛け布団を抱いてうつぶせにならなければ眠れない状態でした。倒れる前のことです。
経済的な苦しさが息苦しさにつながっていると知ったのは、そんな経験があってのことです。
今、こうして息を吐き出せるのは幸せだからなんだと思いながら、吐ききると浄化されたような気がします。そんなふうにして背骨を前後に深くゆするのでした。
気持ちがよくて時間のたつのを忘れていました。
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