お酒で高血圧が下がった! といっても血圧高くない人には「またか」という程度の話でしょう。が、私のような者には奇跡です。何しろ脳溢血で倒れた身です。回復後も血圧管理だけは厳しく言われています。お医者さんや家の者から。
そもそも「高血圧が病気っておかしいんじゃない」とか「人によって差があるのは当たり前でしょ」とか「白衣高血圧」も「深呼吸で変わるくらいだから神経質になりすぎるのは考えもの」くらいに思ってました。気にしすぎもよくないけれど、私の場合そうも言ってられません。降圧剤飲まないときは上が180とか 200とかになりますから。自分のからだは自分だけのものと長い間思ってましたが、私たちがつながりのなかで生きてるって、倒れてようやくわかった。お恥ずかしい次第ですが。
それでも、できれば降圧剤を一生飲み続けるのは気がすすみません。そんなときに奇跡を起こしてくれたのが、発芽玄米酒「むすひ」です。マクロビオティックではお酒は陰性とされ止められるのですが、在庫薄の「むすひ」を自然酒の問屋である(株)片山から半ダース送ってもらい飲み始めました。このお酒で、糖尿病が治った、血圧が下がったという話は友人からも聞いていたし、「むすひ」の由来も醸造法も知っていました。私がまとめた『自然食生活術』という本でも紹介させていただいたりしていました。
去年の秋から家庭血圧日記というのをつけています。月一回通う脳外科の先生のところでもらったものです。時間は不定期ですが、一日一回、血圧を測ります。当初三ヶ月くらいは毎日、最近は週一回くらいになっていました。あまり気のすすまないことを持続するのはほんとうに大変です。ましてや、どんなに安全だと言われても自分が飲んでいる薬を一生の飲み続けた人はいないはずです。
で、「むすひ」を茶わんに二杯(約300cc)飲んで、深呼吸して測ってみたら、いつも140~160台だった上が6月17日には117、19日には118に下がったのです。
しかも100を割ればいいねと話し合っていた下が93とか85(7月2日)と信じられない事態で、これはもう奇跡としかいいようがないのです。まだ薬を使っていますが、呼吸法と「むすひ」でコントロールできるようになったら、我が世の春ですね。
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