よく行く場所にお気に入りの店があると楽しいもんだ。ここは新宿御苑前。デザイナーの友人の事務所がある。去年いただいた仕事、東海大学の先生の本をまとめる作業をしている。で、仕事帰りに、何年かぶりに一度だけ入った「もて茄子や」を覗いてみた。店の前の看板に生ガキがあった。冬はカキである。で、はいったら、岩手県産の十数センチはあろうかというのが、ナントナント200円。しっかりとついてきたレモンスライスも厚い。これをしぼって、これぞ、海の香なりを楽しんだ。
池袋の土風炉だと一個300円する。半ダース食って1200円と1800円では違う。最初のときはビールだったので、今度は白ワインにしようというつもりでよったのは2週間後。「生ガキと白ワイン、グラスで」カウンターに座るなり、息せききって注文。返ってきた答えは「すみません入荷がないんです」。「えーっ。岩手の確か広田湾のカキはいってないの?!」「すみません。もうカキは終りなんです」おいおいおい、まだ2月だぜ。Rのつく4月まではいいでしょ。昨今は夏に食べる岩ガキだってあるんだし。
今度カキ・パーティやろうって話してたところだっていうのに~!!
でも、ないんならしゃーない。で、頼んだのがこれ。
きのこの玄米リゾット。
居酒屋で玄米、うーむ珍しい。じつは前から気になっていたんだ。うまい。生クリーム味のリゾットだ。クリームに軽くにんにくの下味がついてる。きのこはポルチーニとしいたけ。早速、アイデアが湧いた。これなら生クリームをブラウンライス直伝のソイベシャメルにすれば絶品ができる。やってみよう。
水菜と山芋のサラダは次回のお楽しみだ。久米島の久米仙もあるし、焼酎も揃ってる。こんな店があるだけで、仕事にはりがでてくるってもんだ。
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